スマホVRはしょぼいのでおすすめ出来ない

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スマホVRはしょぼいです。勿論、気軽にVRを体験できるメリットもあります。しかし、画質はスマホの解像度に依存しますし、ハードとしての完成度もいまいちです。革新的な体験とやらは出来ないでしょう。購入を考えている方は参考にしてみて下さい。


スマホVRがしょぼい理由1-解像度

必要な解像度

スマホVRゴーグルは、スマホをゴーグルに置くだけの簡単な構造です。ディスプレイの滑らかさは、スマホの解像度に依存します。通常の動画で問題がなくとも、VR動画では大きな問題となることがあります。

では、どれくらいの解像度があれば良いのでしょうか?参考に、評価の高いOculus Questの解像度は1600 x 1440です。これが Oculus Quest 2では、2K(一般的には2,560x1,440くらい)になります。

格安スマホでは厳しい

iPhoneなどの解像度の良い機種を使っている方は問題ないかもしれません。iPhone13の解像度は2,532 x 1,170。問題なくVR動画を視聴出来そうですよね。

一方、格安スマホを使っている方は、画質の荒い動画を見ることになります。例えば、私のスマホの解像度は720 x 1440で、全く足りていません。最近はもっと良いかもしれませんが、それでも格安スマホではそれなりの性能でしょう。VRにとって解像度は大きな問題です。まずはご自身のスマホの解像度を確認する事をおすすめします。


スマホVRがしょぼい理由2-ハードのフィット感

スマホVRゴーグルは、ハードとしての完成度もいまいちでした。私はサンワダイレクトの400-MEDIVR2というゴーグルを購入したのですが、顔とゴーグルの間に隙間が出来てしまい、外部の光が入ってきていました。

勿論、VR動画を見ることは出来ます。しかし、VR動画への投入感は感じられませんでした。

とはいえ、Oculus Quest2もハードとして良いかと言うと、そうでもありません。ハードについてはまだまだ改良の余地があるのかもしれませんね。


スマホVRがしょぼい理由3-コンテンツ不足

YouTubeに動画が無い

スマホでVRを見る場合、YouTubeが主戦場になると思います。残念な事に、YouTubeにはVR動画が少ないです。一時期VRが流行した時に大量に出たのですが、その後は新作が出にくい状況となっています。視聴者が少ないためVR動画が出ず、VR動画が出ないため視聴者が増えないというジレンマに陥っています。

有料サービスにも動画が少ない

その他の外部のサービスだと、一部有料ですがDMMや360Channelがあります。ただし、こちらもYouTube同様、コンテンツが豊富とは言えない状態です。


それでもスマホVRを試したい方へ

風景動画がおすすめ

それでも、どうしてもスマホのVRゴーグルを試したい方には、風景動画をおすすめします。特にYouTubeで4Kと表示されているものは画質が綺麗です。これなら解像度の悪いスマホでも、それなりに楽しむことが出来ます。

人物の動画は厳しい

一方、アイドルや綺麗なお姉さん、ミュージシャンのライブなど、人主体の映像はおすすめ出来ません。画質が荒いものが多いです。これらはOculus Quest2などの専用機で楽しむコンテンツなのかもしれません。


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