特定派遣は残業しなければならない

皆さんは残業が好きですか？私は嫌いです。これまでも、基本的に残業ゼロで仕事をしていました。ところが、特定派遣は残業をしないと評価が上がらないシステムでした。

特定派遣の成果=残業

メーカーであれば、良い製品、顧客仕様を満足する製品を設計、生産する事が成果となります。商社であれば、安く買って高く売れば成果となります。派遣社員はどうでしょうか?

そうです、派遣社員の成果は人件費と言う名のサービス料です。つまり、働けば働くほど派遣会社としては売上が上がる仕組みとなっています。基本料金+残業代と考えると、勿論残業代の方が割高ですしね。

残業すればするほど嬉しいのが派遣会社です。

もしかしたら、派遣先は極力残業を減らしたいと思っているかもしれません。しかし、基本的に派遣先は忙しい。割高な派遣社員を雇っている時点で忙しくて仕方がないのでしょう。残業をお願いされることが多いです。

そして、派遣経験が長い人は残業が好きです。まあ、これは派遣社員に限らないかもしれません。会社員経験が長い人は残業が好きな傾向があります。バリバリ働きたい人は、バリバリ残業する環境が用意されています。

気のせいかもしれませんが、予算の都合で残業させられることもあります。私は無駄に土日出勤したことがあります。勿論、必要な業務でしたが、土日ではなく、平日で対応できそうでした。

予算の都合だったのでしょうか?真実は分かりませんが。

さて、私が特定派遣で過ごした数年間、残業が多い職場も、残業がゼロの職場もありました。この残業の差は、そのまま私の評価になりました。残業が多い職場では評価が高く、賞与が平均よりも数十万上でした。

一方で、残業ゼロの場合、私の賞与額は平均以下でした。まあ不思議な気持ちにはなりました。業務効率アップ、などの試行錯誤が成果として認められないですからね。

派遣社員の方で賞与がある程度欲しい方は、なるべく残業して下さい。